Ⅱ 二者択一は選ぶなA 小括

Pピリ将FINAL

 

f:id:Shouldgo:20180205143357p:plainf:id:Shouldgo:20180205143357p:plainf:id:Shouldgo:20180205143357p:plain

 

「3姉妹ピリ駒ちゃん」(制作:びわのたねさん)

 

 

Ⅱ 二者択一は選ぶなA 小括

 ここまでの議論を簡単に整理しておきましょう。

 まず二者択一が、実は四択というのは、基本的な原理。

 つまり、1)A、2)B、3)A&B、4)AでもBでもない、の四択ですよ、と。

 その上で、貪欲に両方を選択して、ぶくぶく肥っていこうというのが、このブログの基本的な戦略です。

 その意味で警戒しなければならないのが「○○だけ」思考。何かだけでうまく行くという己れの甘い考え方を成敗してから、先へ進みましょう。

 ただし、両方を選択する場合、「軸」というものはあっていい。言い換えたら、両者の比重というものは5:5に縛られる必要はなく、一方に重きを置くということは必要です。

 特に、指導者選びに際しては、「船頭多くして船山に上る」にならぬよう、軸をしっかり定めましょう。(推しの棋士を厳選するのは大変です。全員推したいのが、本音です。)

 最後に述べたように、すべてを包摂する際に、ストレスを抱えてはいけません。ストレスになるようなものは、とりあえず受け止めたふりをして、後ろへ流す。闘牛士は、牛の突進をまともに受け止めはしません。あの、要領。

 お歳暮はありがたいけれども、不要なものもありますよね。そういう場合は、ありがたく気持ちはいただいておくのだけれども、質流し。その反対に、気持ちは受け取らずに実利を受け取るということもあるでしょうが、メンタルは大事。

 真面目すぎるのは、何でも受け止めようとするので、疲れてしまい、二者択一を選ばないことが裏目に出てしまうので、ある程度の適当さ、図太さも否定されるものではありません。

 ともあれ、将棋だけを選択すると痛い目に遭うので、将棋以外の、たとえば仕事などで心配事がなくなるようにしておくことが、将棋の結果にも関わってきます。