Ⅲ 盤外こそわが戦場B 実戦以外(9)
Pピリ将FINAL
「3姉妹ピリ駒ちゃん」(制作:びわのたねさん)
Ⅲ 盤外こそわが戦場B 非実戦(9)
無敗。カッコイイ。
理想を高く持つことが大切です。負け癖をつけない、と言い換えてもよい。
「負けても平気」というのでは、将棋は絶対に上達できない。
しかし、負けてはいけないという言葉だけでも、意味はない。
それでは、どうすればよいか。
最近、野球の監督になった方が、4対3で勝てばよいという趣旨のことをおっしゃられていました。なるほど、と唸らされました。
理想は無敗なのですが、そこへ到達するまでに必要な負けもあると思うのです。だから、それは許容しようか、と。
したがって大切なのは、負け癖をつけないことであり、負け越さないこと。
もし、負けが込みそうだとセンサーが反応したら、将棋を指すこと自体を回避するという戦略も排除しない。
これまで書いてきたことを正確に表現すると、こういうことになります。
強くなるために最も必要なもの。それは心構えです。心構えが9割。
ちょっと強くなりたいのか、それとも、超弩級に強くなりたいのか。
私は超弩級に強くなりたいと願ってやみません。もう一度、全国大会へ行きたい。常に全国大会に行ける棋力を身につけたい。相手がプロだろうが、アマトップだろうが、一発入れられるようになりたい。人間性が終わっている将棋が強いだけの人間を薙ぎ倒したい。だから、それへ向けて努力しているだけ。
皆さんにそれを強要するつもりはなく、このブログはただの独り言で、皆さんはそれをひそかに隠れて垣間見しているだけですから、「参考」にしていただければと思います。